11・4全国労働者総決起大会
今年で21回目となる「11・4全国労働者総決起集会」が東京の日比谷野外音楽堂で開催され、約4800人の労働者が結集し大成功を収めた。
集会は、国鉄闘争全国呼びかけ人の金元重さんの開会あいさつで始まった。
関生支部からは、武谷書記次長とA執行委員が「権力弾圧の特別報告」を行った。さらに、全国金属機械労働組合港合同の中村委員長が、関生支部弾圧の背景と本質を力強く述べられた。その後、東京西部ユニオンSコンクリート工業分会のYさんが集会決議案として「関西地区生コン支部への弾圧を許さない」を提起。集会参加者全体の拍手で採択された。
次に、動労千葉の田中委員長より「情勢報告と行動提起」があり、韓国・台湾の仲間から「国際連帯の訴え」、動労千葉・水戸の仲間から「第3の分割民営化との闘い」、動労千葉闘争団から「国鉄1047名解雇撤回・JR復帰へ」、東京過労死を考える家族の会から「働き方改革との闘い」、教育労働者・自治体の仲間から「改憲阻止の先頭に」と、それぞれ報告と決意が力強く表明された。
そして、全国金属機械労働組合港合同の木下執行委員が「改憲・戦争阻止!大行進の発展を」と行動提起。
閉会のあいさつでは、関生支部の西山執行委員が「逮捕者23名のうち、19名を奪還した。残り4名を年内に奪還する」と決意表明と団結頑張ろうを提唱し、デモ行進に出発した。
デモは、東京電力本社ビル、銀座通り、JR東京駅前を行進。途中、右翼の妨害をはねのけ大成功した。この集会デモの成功を武器に、労働組合にかけられる弾圧をはね返し、安倍政権を打倒して勝利することが私たちに求められている。
【 くさり12月号より 】